お金に余裕がなくてもクレジットカードを持ちたいという方もいるでしょう。
現金を持たずともカードがあればすぐに購入でき、お金が足りないとスーパーなどで焦る必要もありません。
そんな便利なクレジットカードですが、作成する際に忘れてはいけないことが「審査」です。
どんなことをチェックされるのか、なぜ審査が必要なのかなど、審査に関する疑問にお答えしていきましょう。
審査では何をチェックされている?

審査では何をチェックされているのか、それそれをみていきましょう。
属性情報
一つ目は属性情報です。
属性情報とはクレジットカードを持つ者がどれほどの支払い能力を有しているかを判断する情報です。
会社員ならば勤務する会社名に会社の規模、さらにはその人の勤続年数や年収、役職なども情報として含まれます。
加えて家族構成や住まいとった情報も属性情報になり、審査時には賃貸か持ち家であるかについてもしっかりと伝える必要があります。
信用情報
二つ目の信用情報は、これまでのクレジットカードの利用履歴、そして家のローンや自動車ローンといった各種ローンの支払いに滞りがないかどうか記されている情報になります。
お金を借入・返済に関する重要な情報で、こちらも審査には必須のものとなってきます。これらは過去数年間の履歴が参照対象です。
審査はなぜ必要なの?

少し面倒に感じてしまうクレジットカードの審査ですが万一審査を設けずに誰でも問わず作成できるようになってしまうと大変なことになります。
クレジットカードの仕組みとしては、購入した代金やサービスを利用した代金に関しては後払いになることが基本です。
そのため、買い物での代金や公共料金の支払いなどは、一時的にカード会社が立て替えてくれることとなります。
そのため、カードを使用した者が期日までに支払いをしなかった場合、そのシステムが狂ってしまうのです。
審査がなければ、支払い能力がない人でもカードを持つことができ、カードの所有者が使いたい放題クレジットを使用してしまい、その後支払うことがなければ貸し倒れになる可能性が高まり、カード会社がリスクを負うことになるのです。
こうしたリスクを低くするためにも、カード会社ではカードを作るにあたり審査を設けており、支払い能力の有無を判断しています。
収入が低い・収入がない場合でも審査は通る?

収入が低い、もしくは収入がゼロでも審査に必ず通る方法がないのか気になる人もいるはずです。
結論としては、どんな方でも属性情報と信用情報から判断されることになります。
ただし収入が全くない場合や学生であっても審査に通ることはあり得ます。
その場合には信用情報に問題がないことと、扶養に入っている人物の年収などが判断項目となり、親や夫(妻)にカードで使用した金額を支払える能力があるのかが判断されます。
まとめ
ご紹介してきたようにクレジットカードの作成において審査は必須であり、その審査の内容は属性情報と信用情報2つの情報から、支払いを滞らせることなくきちんと払えるのかを見極めます。
必ず審査に受かるという方法はないものの、信用情報で問題がなければ多くの人は通ります。
作成できるかどうか不安に思うよりも、とにかく審査を受けてみて結果を待つことがおすすめです。