医療

先進医療特約って何?どこまで保障してくれるの?

医療保険やがん保険には「先進医療特約」が付いているものや、後から付けられるものがあります。
しかし、先進医療といわれても具体的にイメージできず、必要性がわからないという人も少なくないでしょう。
そこで今回は先進医療特約について、定義や保障範囲をご紹介します。

そもそも先進医療とは?

先進医療

先進医療をごく簡単に説明すると、厚生労働大臣が承認した先進性の高い医療技術のことで、大学病院など特定の医療機関で実施されています。
将来的には保険導入が期待されている医療技術ではあるものの、公的医療保険制度の給付対象外なので全額自己負担となり、高額になる場合があります。
ただし、保険適用されないのは「医療技術」のみで、治療のための診察料や検査料、入院費などは保険が適用される仕組みです。

先進医療特約とは

医療

先進医療特約とは、保険特約の一つで、保険適用されない先進医療を対象としています。
先進医療は高額なものが多く、全額自己負担となると経済的にあきらめなければならないと考える人もいるでしょう。
そんな人のために「医療技術」について一定の範囲内で肩代わりしてくれるのが先進医療特約です。
現在発売されている医療保険やがん保険の多くは、最初から先進医療特約が付いていたり、後から付けたりできるようになっており、特約分の負担額は月に100円前後のものがほとんどです。
特約を付けたからといって月々の保険料が極端に上がることはありません。
ただし、先進医療特約は一つの保険会社につき一つしか加入できないため、医療保険とがん保険の両方に加入している場合はどちらか片方にしかつけられないことを頭に入れておきましょう。

先進医療特約はどこまで保障してくれる?

医療

先進医療特約とは、先進医療として厚生労働大臣より認可を受けた治療のみが保証対象です。
しかも、特約を受けた時点で認可を受けていなければならず、「まもなく認可される」治療は保障範囲に含まれません。
しかし、保険加入時は認可されていなかった治療が、特約を受けた時に認可され、保証の対象となることもあります。
ただし、同じ先進医療でも、加入する保険の種類によっては保障される範囲が違う場合があるので注意が必要です。
医療保険とがん保険のどちらに先進医療特約を付けようか迷った場合は、がん治療まで広くカバーできる医療保険に付けた方がいいでしょう。

まとめ

先進医療特約についてご紹介してきました。
画期的な治療が期待できる一方で、保険適用されないことから治療をあきらめてしまう人もいる先進医療ですが、医療保険やがん保険には先進医療特約を付けることが可能な商品もあります。
万が一に備えられる先進医療特約について、一度検討してみてはいかがでしょうか?

>お金のご相談、どうぞご連絡下さい

お金のご相談、どうぞご連絡下さい

ご連絡は公式LINEアカウントにて受け付けております。
下記ボタンより友だち登録を行い、ご連絡下さい。

CTR IMG